困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

効率の良い抵当権の抹消書類の受領方法

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。

今日は、効率の良い抵当権の抹消書類の受領方法について。


来月お引渡し予定のマンション。

そのマンションには、売主様が購入時の住宅ローンの抵当権が設定されています。

この抵当権は、売主様が買主様より受領される残代金の一部で完済します。

そして、完済したその日に既存借入先金融機関に抵当権の抹消書類を受領に伺います。

一般的には売主様と司法書士、不動産会社の担当で抹消書類の受領に行くことが多いのですが、中には司法書士の先生に委任をし、司法書士の先生だけで受領することもあります。

残代金の日には、この抵当権の抹消書類の受領までを1日で終える必要があります。


通常、この抵当権の抹消書類は、当初住宅ローンを借りた金融機関の支店に行き、受領します。

ただ、残代金手続きが埼玉県で抵当権の抹消書類の受領場所の金融機関が神奈川県のときなど移動時間にかなりのロスがうまれてしまいます。


そのため、そういった時は既存借入先にお願いをし、抵当権の抹消書類を予め残代金手続きをする場所の最寄りの支店に送ってもらう。


そうすれば、わざわざ遠いところまで抵当権の抹消書類を取りに行かなくてすむ。

これが、効率の良い抵当権の抹消書類の受領方法。(^^)