困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

空家の活用と不動産コンサルティング

みなさん、こんにちは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、空家の活用について。

朝から東久留米市でマンションのお引渡しを終え、その足で午後から永田町に。

マンションをお引渡しさせていただいたお客様、買主様、お部屋をかなり気に入っていただいていたようで大喜びされていました。(^^)


永田町に行った目的は、不動産コンサルティング協議会主催のトークセッションを聴くため。

司会の方とパネラー3名で合計4名。

時間は1時間30分。

内容は、主に空家の活用について。

全てを聴いた感想としては…ちょっと消化不良気味。

何故かというと最初の方は、コンサルティングをすることで報酬が貰える話ばかりだったため。

私は、そんなことを聞きに来たわけではなかったので残念。

もっと使える知識が欲しい。


そもそも「不動産コンサルティングって何?」と言いたい。

私見ですが、不動産仲介はある不動産をそのまま売買することで、不動産コンサルティングはあるものに手を加え物件を変えることだと思う。

あっているかどうかはわかりませんが。


冒頭は空家の活用といっても話しているのは、人がいて、売ることも、リノベーションし、貸すこともできる地域の話。

私が聴きたかったのは、そこではなく、人口減少が著しく、街中に老朽化した空家が溢れかえっている空家の活用。

唯一、金沢の老朽化した空事務所をコンバージョンして、シェアハウスにしたという案件は、イメージに少しだけ近いとは思ったものの、一般エンドユーザーがそこまで費用を捻出することは、難しくあくまで資金力があったからできたこと。

新幹線が開通し、人が増えたということもあってできた案件だと思う。

地方で資金力がなく、空家の活用、リノベーションやコンバージョンをするためにはやはりクラウドファンディングしかないのか…?


ただ、この金沢の案件のお話をされたパネラーの方は、実際に地方の疲弊もご存知でした。

だから地方の何もない地域の駅前の有効活用は、ほぼ駐車場しかない、とも言っていました。


その中で良い意味で一番印象的だったことは、「不動産コンサルティングは、顧客の利益を最大化すること」。

まさにその通り!

同感です。(^^)


だから、私ももっともっと勉強して、レベルアップしなければ。(^^)