困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

不動産会社に任せっきりでは、いい物件は買えません

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、物件探しについて。

昨年、ファイナンシャルプランナーの方よりご紹介いただいたお客様。

お会いして打ち合わせをしたところ、茅ヶ崎市にてマイホームを建築するための土地をお探しということでした。

お客様のご条件は、ご予算、広さ、道路付、日当たりなど総合的にみるとなかなか物件がでてこないようなものでした。

そして、そこからお客様との土地探しが始まりました。


私は、定期的にお客様のご希望エリアにて新規物件がでてきていないかチェック。

しかも、広めの土地で半分だけ譲ってもらえないか、もしくは、2区画の土地を一括で売却していただけないか、多区画の土地の広さを変えてお客様の希望の広さにしていただけないか、と売りにでている物件の条件を変えることでお客様の条件に合わせることができないか常々考えながら、物件を探していました。

そして、お客様はお散歩のときなどに空地や空家があると売りにでていないか、所有者の方は売却意思がないか、と私までお問い合わせをされていました。

当然、私はその空地や空家の所有者を調べて、アプローチ。

なかなか具体的なお話にはなりませんでしたが、そういったお客様の姿勢、つまり、不動産会社だけに任せているのではなく、自分自身でも情報に敏感になっていることが大切だと再認識させられました。

お客様には本日、お客様のご希望条件に合致した未公開の土地をご購入いただけました。

その未公開の土地は、不動産検索検索サイトには公開されていない土地で、ほとんどの不動産検索サイトにも掲載されていませんでした。

そんな情報が限定されている状態でお客様はその土地の情報まで辿り着いたのです。

不動産会社の私ですが、正直、そこまでの情報の入手はなかなかできません。

それは、私だけではなく、おそらく他社さんの営業マンでも同じことです。


そして、本日、ご契約いただいた土地がこちら。

東海道線「辻堂」駅より平坦で徒歩10分ちょっと。

南道路で面積は140m超の土地、しかも建ぺい率・容積率の関係で少し大きめな2世帯住宅の建築も可能。

はっきり言って、いい土地です。


今回のお客様、一緒に物件探しを始めて約1年間、希望条件の土地と巡り合っていただくことができ、ホッとひと安心。

物件探しは、不動産会社に任せっきりではいい物件は買えません。

大切なことは二人三脚、ですね。


それにしても、午前中は当社で農地(畑)と再建築不可物件の買取りの残代金をし、午後一番で定期賃貸借契約2件の締結、夕方に今回のお客様のご契約と若干バタバタ気味でした…。


正直、事務作業があまり進んでいない今日この頃。

もっと業務のスピードをあげていきます!