困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

戦前に建築された建物の耐震補強工事をして交付されもの!

 みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、建物の耐震補強工事について。
 古い建物は、耐震基準が現行のものに適合していないことが多く、その目安は昭和56年6月1日以降に建築確認申請を受理されたものは、新耐震基準となります。
 ちなみに、昭和56年5月31日以前のものを旧耐震建築物と言い、旧耐震建築物の約7割が新耐震基準に定める耐震基準を満たしていないそうです。
 旧耐震基準では震度5程度の地震に耐えうる住宅とされ、新耐震基準では震度6強以上の地震で倒れない住宅とされているようです。


 そんな中、当社が購入した神奈川区の戸建。
 登記簿に築年数は記載されておらず、ご近所の方曰く、戦前に建築されたもの、らしい…。
当社はその建物を取り壊すのではなく、再生。
 しかも、当然に旧耐震であるこの建物を現行の新耐震基準に適合するように耐震補強工事を実施しました。

 そして、無事に耐震補強工事も終わり、耐震適合証明書の交付を受けました。
これがあるとこの不動産を購入した買主様は、住宅ローン減税や不動産取得税・登録免許税の軽減措置を受けることができます。!(^^)!


 そして、この耐震補強工事が完了した建物のリビングがこちら。

 どうです?いい感じでしょう?
来週より正式に他の不動産会社にも情報を公開していきます。


 これからは、スクラップ&ビルドではなく、「あるものを活かす」時代。
築年数は関係ありません。
古ければ、古いだけ趣があり、なお結構!


どんな築古物件でも処分に困った場合は、まずは私までご相談ください。!(^^)!