困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

超人気別荘地 軽井沢、実は家が建てづらい!?

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、超人気別荘地 軽井沢について。

先日、弁護士の先生より買取査定のご依頼をいただいた知る人ぞ知る超人気別荘地 軽井沢の土地。

実際、測ると軽井沢駅より約2.4kmの距離にある物件でした。


 土地の広さは約100坪。


 当社で購入ができる金額を考えるために今日は、インターネットでいろいろと調べていました。

すると…驚愕の事実が!?

 それは、軽井沢は自然がたくさんあるゆえに規制もきつく、家が建てづらいということ。

 いくつか例えを挙げるとこちら。


・第1種低層住居専用地域でかつ、自然保護対策要綱がかかる土地は建ぺい率20%、容積率20%。

 つまり、100坪の土地に建物を建てようとすると…20坪(66㎡)しか建てられない…。


・山地・高原地域においては、道路後退5m以上の後退、。

 大規模行為にあたっては道路後退10m以上。

 さらに隣地境界線からの後退距離3m以上。

 道路後退10m+隣地後退3mって、残ったところで建物を建てようとしても正直、建てづらい。

 

 つまり、軽井沢は環境がいいというのは、それだけ規制がきついという理由からで、その規制がきつい中で建物を建てようとすると相当土地が広くないと建築物が建てづらいということです。


 ちなみに地元不動産の方とお話したところ、軽井沢で平均的に流通する土地の広さは1,000㎡が基準だそうです。

300㎡だと小さすぎて需要がない…と。Σ(゚Д゚)

横浜では流通する土地の広さは100㎡が多いのですが…。


 地域によって、条例などの規制が異なるので注意が必要ですね。!(^^)!