困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

たまにある難あり物件を手放すために売主様が資金を持ち出すご契約

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、難あり物件の売却について。

最近では、少子高齢化による人口減少により田舎では急速に過疎化が進み、街中には空家や空地で溢れかえっています。

そういったところでは、不動産を買いたいという需要より、不動産を手放したいという供給の方が多いため、売りたくても売れない物件がたくさんあります。


そんな中、今日は朝から横浜の自宅を出て、新幹線で愛知県に向かいました。

ちなみに土曜日の新幹線って、結構混んでるんですね。苦笑


愛知県の東岡崎駅でお客様と待ち合わせ。

理由は、石川県にある難あり物件の契約のため。

その物件は、公道より第三者所有の路地を入っていったところにある長年空家となっていた廃墟でした。

屋根も落ち、植物の蔦が建物全体を覆ってしまっている物件…。

市役所からも適切に管理するようにと指導されている状況…。


私の方で買主様をお探しすることはできたものの、物件の状況が状況なだけに売買代金は1円。

しかも、売主様より買主様にリフォーム費用の一部として使っていただくために10万円をお支払いされたのです。


簡単に言うと、難あり物件を手放すために売主様は99,999円損をしたということ。

それだけ売主様は損をしてでも手放しかったんですね。


でも、最近増えてるんです、こう言った難あり物件の処分が。