困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

東伊豆町の1円別荘のその後と時間がない理由

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、時間がない理由について。

6年前に起業してからというもの、なんだかんだで時間がない。

会社員だった頃の方が時間はたくさんありました。

もちろん、仕事の楽しさは起業してからの方が会社員時代よりも数倍楽しいですけどね。(^^)


ただ、ここ2~3か月の業務量が半端ない。汗


そこでなぜ、こんなにも時間がないのかを調べてみました。


すると、2つの原因がわかりました。

それは、まず原因の1つは出張が多いこと。

毎月、平均で20日くらい出張していることが多い私。

幸いにも先月に限り、出張が15日と少な目でした。


そして、2つめの原因、多過ぎる業務量。

気がつくと11月の契約件数は、な、なんと…私一人で契約を10件していました。

全て賃貸ではなく、売買の契約。

月の半分しか横浜にいないのに10件も契約している自分にびっくり。!(◎_◎;)

さらに、さらに契約した内容がまた大変。

川崎市麻生区のボロボロのアパート、福岡県福岡市の今にも倒れてしまいそうな廃屋、神奈川県横須賀市の山の上の空家、茨城県龍ケ崎市の市街化調整区域の原野、愛媛県今治市の農地2件、横浜市磯子区の崖上の土地、千葉県富津市西大和田の広大地、大阪市のマンション、沖縄県読谷村の農地。

ほとんど遠方の難あり物件ばかり…。

大概が売主様が他の不動産会社から売れないと言われてしまった物件。

そのため、売買価格も低くく、ボランティアとなっていることも多々ありますが、そこは「売主様のために」と割り切って努力するのみ。

ちなみに先々月から先月にかけてテレビやヤフーニュースで話題となった「東伊豆町の1円の別荘」についてですが、実は今日、無事にご契約が終了しました。


売主様ご夫婦と買主様ご家族が当社にご来店され、ご契約手続き。

当初、売主様は、買主様を前にテレビの取材のとき以上に緊張されていた様子でした。

ただ、ご契約が進むうちに売主様、買主様にて世間話も始まり、後半は終始和やかな雰囲気でした。


ご契約の最後にいよいよ売買代金1円の授受。

売買代金のお支払いは、買主様のお子様が自らのお財布から1円を手に取り、売主様にお支払い。

売主様からは1円と記載された売買代金の領収書を買主様のお子様に手渡し、記念写真も。(^^)


こんなに明るい雰囲気でのご契約は、久しぶりかもしれません。


1円不動産が繋いだ貴重なご縁。

最後、買主様より売主様に「きれいになったら、遊びに来てください」と。

私も当初より売主様のためにボランティアでお手伝いすると決めてから、今日のご契約までにテレビや雑誌の取材を受けたり、売主様と内覧会の準備をしたりととても貴重な体験をさせていただくことが出来ました。


「努力は必ず身を結ぶ」ですね。(^^)


関係者のみなさま、本当に、本当にありがとうございました!!!(^^)