困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

ご存知ですか、アパートローンの審査が厳しくなっていること?

 みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、アパートローンについて。

 先日、日銀が「アパートローンについて監視を強化する」旨の報道がされていましたが、実態は・・・。
 というのも、私にご相談いただいた案件、神奈川県のとある場所のアパートを買い取ってほしい、と。
 駅からバス便で築20年のアパート、計算すると表面利回りは15~17%くらい。
 会社で購入すべきか、個人で購入すべきか考えながら、アパートローンについて金融機関にヒアリング。
 いくつかヒアリングしたのですが、そもそも「木造のアパートは対応していない」、「そのエリア(物件がある)では融資していない」などの話をいただきました。
 そんな話をしながら、「最近のアパートローンはどうか?」と尋ねてみると…、「審査が厳しくなってきている」、「内々で年収縛りをつけている」、「10件申込みしたお客様のうち、承認が下りたのが2件」、「担保評価方法が変わり、厳しくなっている」、「アパートが建ちすぎて、供給過多になり、相場を調べても物件の評価が借りたいという希望金額まで届かない」と。


 やっぱりここのところのアパートの建築がアパートローンの足枷にもなってきているんですね。
 でもこれって当然の話でもある。
これからはさらに厳しくなりそうですね、アパートローンの審査。