不動産でよくあること、感情>売却金額
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、不動産売却でよくあることについて。
当たり前ですが、不動産を売却する時には売却を決めなければなりません。
このタイミングでよくあるのが、「昔、〇〇万円で買ったから、査定金額では売れない」というもの。
不動産会社としては、売主様の希望金額で売却を目指しますが、相場よりあからさまに高い希望金額の場合、見せ物になってしまう場合があります。
ちなみに今日の打ち合わせのお客様がご売却をご検討されている不動産は、今の相場では、よくても100万円前後。
ただ、売主様が以前購入された金額は、4,000万円弱。
購入された時と比べてると大幅に価値が下落…。
この売却金額を決める時に買った金額を基準に考えると「感情>売却金額」となり、売るに売れなくなってしまいます。
いずれにせよ、厳しいお話ですが、不動産の売却金額は売る時期の相場でなければ、売却が難しいのです。
バブルの時期に不動産を購入されたお客様は、「あの時は高かった」とよく仰られます。
そう、あの時は不動産が高かったのです。
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