査定書の作成、査定額が厳しめになった理由
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、戸建の査定について。
今日は、先日ハウスメーカーの方よりご紹介いただいたお客様のご自宅の査定書の作成でした。
午前中に市役所で書類を取得し、建物の遵法性を確認。
査定額については、取引事例比較法や公示価格・路線価図・不動産取引価格情報からの参考値など多角的に精査。
ただ、最終的には今回の戸建の査定額は他の取引事例と比べて、少し厳しめに…。
その理由は、普通自動車の駐車が難しいこと、築20年が経過しているにもかかわらず、大規模修繕がされてこなかったこと。
あとは、都市計画の規制上、建替えしても床面積80m2というコンパクトな建物しか建築出来ないため。
住環境は良いのですが…。
戸建の場合、車の止めやすさが大きく価値を左右するのです。
いろいろな物件を査定する中で思うこと、それは良くも悪くも土地、戸建って本当に個別性が強い。
ちなみに査定物件は、横浜市内の戸建だったのですが、公示価格では地価の下落が続いていました…。
見た目だけではわからない、不動産の価値って奥が深い。
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