再建築不可物件の引受け&農家の悩み
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、農家の悩みについて。
今日は、朝から千葉県松戸市からのスタート。
松戸市の現地で打ち合わせをし、すぐに柏市に移動。
柏市では、バス便エリアにあり、接道に問題があるため建替えが出来ない老朽化した空き家(車庫なし)の見学。
う~ん、リフォームするのにざっと600~700万円かな…。
周辺ではカースペースのある新築戸建が2,380万円で販売中、市場は思う以上に厳しい…。
それでも売主様はお困りのようだったため、その場でその建替え出来ない再建築不可物件を当社でお引受けします、とお伝えしてきました。
そして先ほど、売主様より当社での買取りで進めて欲しい、とのご連絡をいただきました。
契約書つくらないと。汗
柏市の後は、車で1時間以上かけてそのまま成田市に移動。
成田市ではお客様が相続された農地処分のための現地調査&一部の農地の借主様訪問。
農地の借主様は、農家の方。
そのため、農地を全て引き取っていただけないかお願いしましたが、最終的にお借りいただいている農地について前向きにお引受けいただけそうな様子。
ただ、他の農地というか田んぼは、借主様は畑の耕作はされているものの、数年前に田んぼを耕す機械が壊れてしまったそうで今は、畑の耕作のみされており、田んぼの稲作はされていない、とのこと。
畑と田んぼって使う機械が違うんですね。
それに借主様から言われたことは、ゆくゆく自分たちも農地を手放さなければならない。
そう考えると必要以上に農地を引き受けるのは大変な部分もあるんです、と…。
確かにその通り。
他に農地の現地調査をしている際にトラクターが目の前を通り過ぎようとしていたため、呼び止め、「誰かこのエリアで農地を拡大されている農家の方いらっしゃいませんか?」とお聞きしました。
その農家さんからの回答は、「ここらは、東部用水エリアで毎年維持管理にお金がかかる。それに私も年齢的にもう農家を辞めようと思っている。みんな所有者の方と同じように農地を手放せなくて困っているんです」と。
そうなんです、どこの農家さんも農地の出口について本当にお悩みの方が多い。
明日も成田市からのスタート、ハードな一日になりそうです。汗
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