困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

不動産の買取、信頼してしまったがための大きな落胆

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、信頼と落胆について。

先日お客様よりとある場所の「建替えが出来ない老朽化した戸建の処分したい」というご相談をいただきました。

 諸事情によりその戸建を急いで処分したいというお客様のご意向に沿えるように、となかなか時間がない中で何とか時間を捻出し、遠隔地にあるその戸建を見学に行きました。

 そして、建替えが出来ず、老朽化したその戸建を見学したその場で当社でお引受けする旨の回答。

 多額のリフォーム費用がかかる上にバス便立地、車庫もつくれない…、当社としては積極的にお引受けしたい物件ではありませんでしたが…お客様のために決断。

翌日、お客様より当社にお譲りいただける旨のご連絡をいただけました。

そのため、お客様のペースに合わせるために他の予定を調整して優先して契約書などの書類作成。

さらに翌日お客様にご連絡すると…「やっぱり他の不動産会社に売却します」とのこと…。

他の不動産会社にされるのは一向に構いません。

ただ、お客様の言葉を鵜呑みにしてしまい、他にもやらなければならないことが山積みの中でその案件を優先してしまい、白紙に戻ってしまったという一連の流れ、自分の行動を悔やむ。

現地確認にもそこそこ費用をかけて、物件調査にも費用をかけてしまいました…。

 お客様を信頼してしまっただけに落胆も大きい。

自分の不甲斐なさを実感し、お客様のためにと常々考えている私のココロにストレートパンチを受けた感じ。涙

私もまだまだ未熟ですね。苦笑

そんなことがあっても明日は明日の風が吹く。


 また、昨夜は久しぶりにブログ更新ができませんでした。


その理由は、1年以上売れなかったとある別荘地内の1円の土地の契約書の作成で夜中の1時までかかってしまいヘトヘトだったからです。

 1円でも1億円でも契約書をつくることは同じ。

日中は、営業や打ち合わせがあるため、契約書などの書類作成はどうしても夜になってしまいます。

売買代金が安いからと言って手抜きはしたくない。

きっとこの状態がこれからも続いていくんだろうなぁ、とふと思う。

それも最終的にはお引渡し時のお客様からのひと言、「ありがとう」のためだけにしている。

それも悪くないですね、と自分で消化。(^^)