困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

売却時に知っておきたい「物件確認」とは

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、不動産売却時に知っておきたい「物件確認」について。

物件確認とは、業界用語であり、簡単に言うと不動産会社の営業マンが不動産を探しているお客様に物件を紹介する前にその物件が契約になっていないか、申込みが入っていないかを売主様側の不動産会社にヒアリングすること。

もし、この物件確認の際にすでに契約済みの場合は、ご紹介はしません。


物件に問題がないときは、一般的に週10~15件の物件確認があれば、おそらく成約できるでしょう。

物件確認は、物件価格が安くなればなるほど、物件確認の件数も減っていきます。

理由は、安い物件を成約しても不動産会社のもらえる報酬が少なくなっていくからどの会社も積極的に低価格の物件の対応をしようとはしないからです。


この物件確認が多ければ、お客様からの問い合わせが多いかというと一概にそういうわけではありません。

例えば、こちら。

世田谷の難あり物件 1,980万円。

難あり物件だからこの価格。


こちらの物件は、毎日お客様より3件以上のお問い合わせをいただきます。

そのため、一週間あたり20件前後のお客様からのお問い合わせ。


ですが…こちらの物件の不動産会社の方からの物件確認は意外と少ない…。

最終的には不動産会社からの物件確認よりお客様からのお問い合わせが多い方が成約に近いですね。


そう考えると成約になるかならないかは、毎週のお客様からのお問い合わせの件数を精査することが重要です。

もちろん、不動産会社の物件確認があるにこしたことはありませんが。

どうしたら、お問い合わせと物件確認が増えるのか、いろいろ検証すること、これが大切ですね。(^^)