売主様が不動産を大切にされているかどうかを調べる簡単な方法
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、売主様が不動産を大切にされていたかどうかわかる簡単な方法について。
先日、当社が購入させていただいた横浜市神奈川区のとある物件。
お引渡しの際にお引渡しいただく予定の書類を売主様がお忘れになってしまいました。
私としては、後日いただければよかったのでお引渡し時にはその旨お伝えさせていただきました。
そして、今日、湘南方面にお住いの売主様がわざわざそのお引渡し書類1枚を持って、ご来店くださいました。
その書類がこちら。
当社にお譲りいただいた建物、しかも噂では戦前よりあったのでは、と言われるくらいのものですが、途中、増築されており、その増築されたときの設計図書でした。
しかも、売主様からは霧笛楼のお菓子までいただいてしまいました。
S様ありがとうございました。
このように売主様が何十年も前に工事会社の方より受け取った資料を大切に保管されていたんだと思うと、売主様が想い出のたくさん詰まったこの不動産を大切に、大切にされてきたんだな、と実感します。
他の案件でもそうですが、不動産を大切にご使用されてきたお客様(売主様)は全員と言っていいほど、その不動産の資料、測量図や立会証明書、承諾書や建物の設計書等をしっかりお持ちになられています。
不動産の資料をきちんと保管されているかどうか、これが売主様が不動産を大切にされていたかどうかがわかる簡単な調べ方ですね。
そして、この不動産は道路付けや諸条件にかなり難しいことが山積しておりますが、当社による大規模修繕工事によって息を吹き返します。
午前中は、相続で取得した長野県長野市の山中の戸建を手放したいというお客様がご来店され、打ち合わせ。
他社さん数社に、「うちでは取り扱えない」と言われてしまったそうです。
ですが…横浜に会社がある当社では取り扱い可能です!
また、相場がないところに相場をつくってきます!
午後は、世田谷区の難あり物件のご案内。
世田谷区は、不動産が高いだけあって、人も多く、街に活気がありますね。
おかげ様で世田谷区の難あり物件もご契約に向けて動き出しました!
夕方は、当社が購入した横浜市港北区の土地(底地)の現地に。
その土地には、借地人がおり、地代をいただいているため。
新しい地主としてのご挨拶と地代の振込先が変更となることのご説明に。
その土地が、この階段(私道)を登ったところにある車が入らない土地。
借地人さんとお話しをすると改めて問題山積の土地(底地)だな、と実感。
時間をかけて加していきます。
難あり物件の再生・加工も楽ではありません。苦笑
それにここのところ、当社に多い意外な買取依頼、それは…「私道」。
本当に「私道」だけを買い取ってほしい、という相談が増加中。
私道を買える不動産会社は、当社以外にはそんなに多くはありませんよね。
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