困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

子どもに相続させたくない不動産の売却と絶品◯◯

みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、相続させたくない不動産の売却について。
昨年、ご紹介いただいた東京都在住の80代後半のお客様。
 ご相談内容は、ご実家である新潟県燕市に誰も使っていない、何十年も放置している農地をご所有されており、その農地は毎年維持管理にお金がかかるため、子どもには相続させたくない、と。

 その物件がこちら。
もともとあった家屋が廃材と化し、樹木が生い茂っている状況…。
 しかも、この不動産は相続税評価額や年間の固定資産税は高いものの、実際はなかなか売れそうもありませんでした。


 それでも昨年、現地調査を実施し、売却活動を開始しました。
ところが新潟県燕市は少子高齢化が進み、そこら中に空地や空家、売り物件が溢れかえっていました。
 当初は売主様の希望金額より販売を開始したものの、全くお客様からのお問い合わせもなく、徐々に価格を下げていきました。
 そして、販売すること1年以上、時には心が折れそうなこともありましたが、私のほうで何とか買主様をお探しすることに成功しました!
 物件は新潟県燕市、売主様は東京都在住、買主様は静岡県静岡市の法人でした。
 この関係性ってすごいですね。
今回のご契約は、売主様と買主様が遠方だったため、「持ち回り」での契約でした。
 「持ち回り」とは、売主様に先に押印いただいた契約書等を、後日、買主様にご署名いただくというもの。
そのため、今日は静岡市にある買主様の事務所でのご契約でした。
(無事に何事もなく、ご契約を締結いただけました)


 途中、少し時間が空いたため、由比漁港にちょっと寄り道。

 ここで食べられるのは…絶品桜エビ!!!


 そして、本日のお楽しみランチは、こちら。

 由比丼セット!
 漁港でとれた新鮮な桜エビ&釜揚げしらすの丼ぶりと桜エビの揚げたてさくさくのかき揚げ、そして、桜エビの味噌汁。
 う~ん、美味!
美味しかったです。


 さすが地元の名店、とても賑わっていました。
静岡の魚介類は素晴らしいですね!