困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

起業して一番残念なこと

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、起業して一番残念なことについて。

 5月末が当社の決済日、もう残すところあと僅か。

今期もいろいろなことがありました。

 そんな中、先週顧問税理士の先生と打ち合わせをしたところ、今期の収益がマイナス○○○万円の赤字予想となってしまいました…。

起業して12年波はありつつも、ずっと黒字経営をしてきましたが、初めての赤字に…。

まだあと何日かある、と考えたいところですが、不動産はすぐに利益になることはありません。

一番効いたのコロナ禍の時にボランティア案件として取り組んだ案件の関係で、今期に500万円の損失がでたことかなぁ…。


 私は毎日朝8時前から夜10時過ぎまで働き、あまり休んでもいなくての赤字。

いくつか予定していた案件が来期以降となってしまったものはありますが、それらも含め私の判断ミスでした。

 理由は明確で、会社経営において効率的な時間の使い方が出来ていませんでした。

ご存知の通り、当社では不動産を手放せなくてお困りのお客様を救済を収益なしのボランティア案件(宅地建物取引業法的に1円不動産だとほとんど収益にならないため、報酬なしでご対応してきました)としてご対応してきました。

ボランティア案件と言ってもお客様との打ち合わせ、調査準備、出張での調査、売却活動、問い合わせ対応、契約書・重要事項説明書の作成、契約・引渡し等の業務が必要となり1つの案件でも5日~7日はかかってしまい、中にはもっと引渡しまでに日程がかかる案件も多々あります。

スタッフに支えられながらも、それを今季は30件対応、その点ではみんなでよく頑張ってくれたと思う、本当にスタッフに感謝。

 それに毎期ボランティア案件が増え、私の収益案件に回せる時間が少なくなって来ていたのも実感していたため、なんとなくいつかこの日が来るのかもしれないと思っていました。

それに複数同時平行して動いているボランティア案件に気を取られ過ぎたのも敗因の1つでした。


 これは私の考えですが、「株式会社」である以上、収益を上げなければならないと考えています。

黒字営業だからこそ、ボランティア案件が出来ると考えています。


 その点で残念ながら今期は負け試合となってしまいましたが、絶対に負け癖はつけません!

6月1日からの来期は、野球でいう5回表でコールド勝ちにします。

と、いうことで来期はボランティア案件のご対応をかなり絞らせていただきます。

基本的にはすでに面談・打ち合わせ済みのお客様だけのご対応とさせていただく予定です。


 今期赤字かぁと考えるとたらればのことばかり考えてしまいます。

まだまだ経営者としての未熟だな、と実感。

初めての赤字予測が悔しくて、ジムのランニングマシンの傾斜率と速度をいつもよりだいぶ上げて汗まみれで走り抜けてきました。苦笑


毎期、会社の利益から国境なき医師団に寄付をしてきましたが、今年は純粋に私の預貯金の中からの寄付にしました。



なお、今まで高い税金を支払い内部留保をためてきたので、経営が危ないということはありませんので、そこは安心してください。(^^)v