困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

アメリカでは当たり前!いるんです、建物のかかりつけ医!

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、建物のかかりつけ医について。

建物のかかりつけ医とは、ズバリ「ホームインスペクター」のこと。

私たち不動産会社には、宅地建物取引業法、略して「宅建業法」という法律があり、この法律により事細かく規制を受けています。

そして、この宅建業法が4月から一部改定になります。

その内容は宅建業者は戸建など建物の売却を依頼された時に建物診断の斡旋をし、契約前に行う重要事項説明の際に診断結果の有無を説明しなければなりません。

この建物診断を行うのが、ホームインスペクターです。

アメリカやオーストラリアでは、不動産売買の際には当たり前にされることですが、残念ながら日本ではまだまだ浸透していません。


タイムリーなことに私が所属しているファイナンシャルプランナーの今日の勉強会が、「ホームインスペクター ポスト平成の建築士」でした。

講師は、ホームインスペクター第一人者のさくら事務所の方でした。

内容は、ホームインスペクターの制度や住宅診断方法、宅建業法の法改正など。

これから、どんどん人口が減少する社会において、スクラップ&ビルドからストック活用の時代へ。

私としても、お客様が不動産を安心して購入するためにめ、住宅診断は必要だと思っていますし、現に先日も戸建の住宅診断を行い、契約しました。

他にも以前、当社にて購入し、販売した戸建の時にはお客様との契約を延期し、建物診断を実施したこともあります。

その時の建物診断の結果は…建物が若干傾いていました。

そのため、当初予定していた契約金額から傾斜補修費用を控除した金額にて契約しました。

一見、損をしているように思えるかもしれませんが、そこはお客様に安心してご購入いただければ、それで十分。

今風に言えば、「信頼の貯金」ですね。

住宅診断は、言い換えると「建物のかかりつけ医」。

雨漏りなど重傷の場合は、専門の調査会社の方がいい、と。

人の場合だって、重傷のときはかかりつけ医ではなく、大学病院に行ったりしますよね?

つまり、人も家も同じ。

どちらもメンテナンスが大切。

住宅診断のよいところは、気軽に、リーズナブルに、この時期はここを直した方がいい、と指摘してくれるところ。


今日の勉強会の内容で驚いたことは、さくら事務所さんの場合、万が一、建物診断の際に重大な瑕疵を見落として、お客様に迷惑をかけてしまった場合には、さくら事務所さんの方で補修等をしていただける、とのこと。


いや~、勉強になりました~。

営業の引き出しがまた一つ増えました。

時間がない中での自己研鑽もいいものですね。(^^)