空き家率 約50%の団地再生とコンサルティング協議会の危機感
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
本日は、不動産業界において大きな社会的課題のひとつである「旧分譲団地の再生」について、まちづくりに取り組む方と打ち合わせを行いました。
対象となったのは、東京都下にある旧東京都分譲の築50年以上の団地。
3階建てでエレベーターなし、現居住者の多くは70〜80代という状況で、すでに空室率は50%近くに達しています。
このような団地では、
• 住環境の老朽化
• バリアフリー未対応
• 管理不全
といった問題が複合的に絡み合い、再生は一筋縄ではいきません。
一方で、不動産事業者として、こうした課題を“先送りせず、いま動く”必要性を強く感じました。
これは単に空き家を減らすだけでなく、地域の安心・安全、持続可能な街づくりにも直結するテーマです。
午後は、私が理事を務める「神奈川県不動産コンサルティング協議会」の理事会・総会・懇親会に出席。
資料を拝見し、コンサルティング協議会としての役割や方向性に強い危機感を覚えました。
このままでは、専門家団体としての存在が危ない…。
理事として、自分にできる役割を改めて問い直す機会となりました。
今後は、不動産コンサルティングの本質的な価値を、行政・地域・専門家ネットワークを通じて再発信していく必要があります。(^^)

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