ゴミ屋敷と建物遵法性の問題に向き合う|相続不動産の実務現場より
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
本日は、相続により取得された空き家の法的・物理的調査のため、建築士と共に東京都某所へ赴きました。
現地ではまず建物の遵法性(建築基準法に適合しているか)を確認。しかし調査開始早々、建物内部の様子に唖然。
内部は完全なゴミ屋敷状態で、可燃ゴミ・紙類・衣類・日用品が床一面に積み上がっており、足の踏み場もない状況。
私自身、現地調査中に気管の痛みを感じるほど空気環境が悪く、現場の過酷さを痛感しました。(T . T)
今回の相談者は、親御様の逝去に伴って不動産を引き継がれたお子様。
「こんな形で遺されても困る」――そのお気持ちは、非常に切実でした。
空き家問題においては、不動産の物理的劣化や法的リスクだけでなく、“感情的・心理的負担”も極めて大きいと感じます。
私たち不動産実務者に求められるのは、単なる取引サポートではなく、「安心と再出発のきっかけづくり」であると改めて感じました。
その後は、横浜市内にて土地家屋調査士・お客様との三者現地確認。
法務・登記・境界に関する重要事項の共有ができ、有意義な打ち合わせとなりました。(^^)
また、夜は藤沢にて軽く物件の下見と、スポーツによるリフレッシュ。
明るい時間帯でないと現地確認が難しいエリアもあり、現地調査のタイミングや安全確保も大切な要素です。
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当社 株式会社リライトでは、以下のような案件も積極的に取り組んでいます:
• 相続で残されたゴミ屋敷・空き家の対応
• 建物の遵法性確認
• 境界・私道・法規制の調査
• 空き家・再建築不可物件の買取・活用
お困りの際は、お気軽にご相談ください。
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