南伊豆町での農地・山林調査。現地確認でわかった相続不動産の課題と“ご縁”
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
当社 株式会社リライト(本社:横浜市)では、全国の農地・山林・建築不可物件・空き家など、一般的な不動産会社では取り扱いが難しい案件にも積極的に取り組んでいます。
今回は、**静岡県南伊豆町の農地・山林(合計8筆・約15,000㎡超)**に関するご相談。
ご相談者様は沼津市にお住まいで、相続により取得されたものの、場所や境界がわからずお困りでした。
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南伊豆町役場での調査
朝4時30分に起床し、5時に横浜を出発。
約3時間半のドライブを経て南伊豆町役場に到着。
現地地番と地図を照合しながら、職員の方々に丁寧に確認していきました。
ただ、登記上の位置と実際の場所が一致せず、正確な現地特定には時間を要しました。
このようなケースでは、役場でのヒアリングと同時に、地元住民への聞き取りが非常に重要になります。
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ランチは南伊豆名物・金目鯛煮付け定食
昼食は人気店「伊豆の味 おか田」さんにて金目鯛の煮付け定食。
南伊豆町は金目鯛の名産地としても知られており、地元食材の魅力を感じる時間となりました。
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現地確認でわかった課題と転機
午後から現地に向かうと、敷地内にはお稲荷様と他人の建物が…。
こうした「他人地の利用」「宗教物の存在」は、相続不動産で頻繁に見られるリスクの一つです。
近隣の方に声をかけたところ、複数名の住民が情報提供くださり、その中のお一人が「この土地、全部まとめて引き取ろうか?」
とおっしゃってくださるという、思わぬ展開に。
やはり現地に足を運び、地域の方と直接対話することで、新たな可能性が生まれるのだと実感しました。(^^)
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熊への注意と安全確認
役場で熊の出没について尋ねたところ、南伊豆では報告例は少ないものの、隣町の河津町では罠にかかった事例があるとのこと。
実際に山林へ向かう途中、大型の箱ワナを目撃。
調査の際には安全確保と単独行動の回避が必要です。(^_^;)
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調査を終えて
今回の南伊豆町での調査を通じて、改めて感じたのは「現地確認の大切さ」と「人とのつながりの力」。
どんなに困難な案件でも、現場に行くことで道が開けることがあります。
当社 株式会社リライトでは、横浜を拠点に、農地・山林・空き家・建築不可物件などの相続・売却・買取を全国対応しております。
お気軽にご相談ください。(^^)
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