再建築不可物件の実態と1円物件の売却事例|横浜・宮城の不動産調査より
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
本日は横浜市鶴見区の不動産会社を訪問し、買取査定のために東急東横線「菊名」駅と「反町」駅にある不動産の現地確認を行いました。
1件目は「菊名」駅近くの再建築不可物件。
坂を上り下りし、さらに階段を上った先にある建物は、老朽化が進み玄関扉も外れている状態でした…。苦笑
※再建築不可物件はこの路地の奥でした…
周辺は持分のない私道に囲まれており、所有者は不動産会社。過去に3度転売された経緯があり、慎重な判断が求められる物件です。
物件自体は買取り可能でしたが、売主不動産会社の希望価格が市場価格を大きく上回っていため、今回は見送ることにしました。
再建築不可物件では、
• 私道の権利関係
• 接道義務の充足可否
• 修繕費用と流動性
など、多角的な調査が欠かせません。
午後からは、宮城県にある未接道の再建築不可物件の契約書および重要事項説明書の作成。
この物件は1円で売却活動を開始した案件で、調査開始から約1年を経てようやく買主様との契約が実現しました。(^^)
不動産の中には「価値がない」と見られる物件もありますが、適切な調査・工夫・誠実な対応によって、再び社会の中で活かされる道があると私たちは考えています。
当社 株式会社リライトでは、再建築不可物件・借地権・底地・市街化調整区域・農地・山林など、他社では取り扱いが難しい不動産の売却・買取・再生を全国対応で行っております。(^^)
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