困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

地下室のいいところとお客様が購入を決めたポイント

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、地下室のいいところについて。

 地下室は、一般的に湿気がたまりやすいとか、かび臭いとか言われ、正直、あまり良いイメージを持たれていない傾向にあります。

 ですが、地下室にはいいところもあります。

 ずばり、「断熱性」と「防音性」です。

 本日、当社にて杉並区にある地下室付きの戸建をご契約いただきました。

 買主様の地下室の用途は、楽器を弾くための部屋、つまり「防音性」といういいところがポイントでご購入いただくことができました。

 なお、今回の買主様は、地下室付きのお部屋を限定でお探しになられてそうです。

つまり、地下室は湿気がたまりやすい、かび臭いと気にされる方もいますが、防音性に重きを置く方は、湿気対策もしっかりとされ、特に気にすることもなく、ご購入されます。


 また、今回のお客様が物件をとても気に入っていただいた理由がもう1つあります。

 意外と言っていいのかわかりませんが、それは売却活動時に全ての境界標が誰が見てもわかるようになっていたこと。

 お客様のご実家が不動産業を経営されていたそうで以前より境界トラブルを多数みてきたそうです。

そのため、本日ご契約いただいた物件は全ての境界標がしっかりと明示されていたことで安心され、ご購入いただくことができたのです。

 なお、販売当初は、4か所あるうちの2か所の境界標がよく見えませんでした。

そのため、売主様と協議をし、ご契約前に境界標はしっかりと明示しておきましょうとなり、実際に土地家屋調査士の先生に依頼し、境界標を設置していただきました。

 これが功を奏したんですね。


 今日の買主様、境界標がしっかりと設置されている地下室付きの今回の物件をご購入できて、本当に喜んでいらっしゃいました。

 その買主様の姿をみて、売主様もご満悦でした。

 お引渡しが待ち遠しい~!!(^^)!