自宅のがけが崩れ、隣地の建物に損害を与えてしまった場合の保険があるって知ってました?
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、がけ崩れに対する保険について。
当社が所有し、第三者に貸している川崎市の土地。(底地)
その土地の敷地内には、がけがあります。
前所有者の方曰く、そのがけはもう何十年も前から同じ状態で地震などの時には崩れるんじゃないか、と。
万が一、当社所有地のがけが崩れ、隣地の建物に損害を与えてしまったことを考えると不安でなりません。
最近では、ゲリラ豪雨や土砂災害などの天災地変は想定外の規模が多発しているのでさらに心配です。
そのため、その想定外のことも想定するための方法がないかと損害保険会社の方と打ち合わせ。
すると…ありました!
自宅のがけが崩れ、隣地の建物に損害を与えてしまったときにその建物の損害を補填する保険。
意外と保険金もリーズナブル。
自宅のがけの擁壁工事をするよりもこの保険に入っておく方がはるかにリーズナブル。
ただ、この保険はあくまで火災保険のため、がけ崩れで人命が失われてしまった場合などの損害は、対象外とのこと。
ちなみに、そういった場合の保険についても何かしらの保険がないか調査中です。
今日の午前中は、弁護士事務所で福島県の山中にある車も入らず、建物も建てられない土地のご契約でした。
正直、現地を見たときは売却出来ないのでは、と思えた物件でした。
弁護士の先生は、相続財産管理人をされており、その難あり物件の売却が出来ないと財産管理業務が終わりません。
そのため、「この案件は、死ぬまで終わらない業務」と弁護士の先生は仰っられていました。
…が、な、なんと当社のお客様にてご購入いただくことが出来ました。
そして、弁護士の先生による財産管理業務は終わったのです。
今回も売れない物件はない、と再認識できました。
買主様も、売主である弁護士の先生も双方の希望を叶えることができました。(^^)
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