困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

金融機関で聞いたちょっと意外な不動産市況と再建築不可物件の再生準備

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、ちょっと意外な不動産市況について。

昨日は、当社の買取・再販プロジェクトの融資打ち合わせのため、銀行の担当の方とお打ち合わせをしました。

 購入するのはもちろん、他社さんではなかなか買えない事故物件。

でも当社では購入できるんです。

購入後は見違えるほど大規模にリノベーション工事をし、販売する予定です。


 話が少しそれてしまいましたが、銀行の担当の方との打ち合わせでは当然世間話などもします。

その中で銀行の担当の方が見た横浜市内の不動産会社の実情をお聞きしました。

 お聞きしたことを簡単にまとめるとこういった感じです。


①横浜市内では全体的に物件が供給過多になっており、在庫を抱えている不動産会社は新規で融資の利用ができない会社もある(倒産してしまう会社もボチボチでてきてしまうかも…)


②全般的に土地の価格が高騰しすぎてしまい、物件の仕入れができていない会社がたくさんある


 上記の通り、銀行の担当の方目線では、新規に不動産のプロジェクト融資をするときにはその会社の経営状態が健全かどうか、念入りに審査しているようです。

 

 確かに私も不動産会社専用サイトを見ていても一時期よりかなり価格が高騰したな、と思うようになりました。

これって、誰かが最後にババを引いてしまう状態…。

 この状態ではいつが買い時か、悩んでしまいますね。

 

 今日は、朝から当社が所有している横浜市鶴見区の再建築不可物件の再生のための準備でした。

まずは、市役所との協議。

 今回は、道路ではないところを建築基準法第43条但し書きの通路にして、建物の建替えをできるようにする予定。

そうすれば、当社の所有物件はもちろん、お隣の現状の再建築不可物件のお宅も建替えできるようになります。


ご近所のみなさんのためにも何とか頑張りたいと思います!!(^^)!