困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

不動産と図書館の意外な関係と未登記建物の購入

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、不動産と図書館の意外な関係について。

昨日は1日茨城県の物件調査でした。

今日は千葉県富津市の物件調査の予定だったため、朝一番でホテルを出発。

そして、車で走ること約2時間半、目的地の富津市役所に到着。

ここでは、不動産の所有権移転に必要な評価証明書を取得。

他にも売買予定の土地の面積が10,000m2以上のため、公有地拡大法の事前届出を提出。

これって、不動産会社の方でも知らない方が多いんです…。


続いては、物件の現場に。

すると草木が生い茂っており、大変なことに…、足も踏み込めず…。

現場には、近所の方が無断で荷物を置いてしまっているため、その近所の方にどかしていただくようお願いしました。


そして向かったのが、千葉市にある県立図書館!

不動産の調査でなぜ図書館?

と、お考えの方もいるかと思いますがしっかりと理由があるんです。

それは、一部の図書館では、ゼンリンの住宅を見ることができます。

しかも、かなり古いものまで。

古地図の閲覧は、地歴調査の一環です。(^^)

それにより、昔、何か建物が建っていたのかを調べることが出来ます。

もし、昔、工事があれば、当然土壌汚染を調べると必要があります。


今回の調査物件については、ず~っと空地だと思っていたら、意外にも何十年も前に建物があったようです。

意外でした~。


帰りがけに新宿区の土地の買取査定のために現地確認。

果たして買えるのか、変えないのか。


横浜の会社に戻ってメールの確認。

長野県で当社が購入した別荘、建物は登記されていませんでした。

でも、建物はその未登記のまま当社が購入。

そして、未登記の建物を当社名義で保存登記。

ご覧の通り、無事に建物の登記が完了しました~!(^^)