不動産を売る前に売らないといけないもの
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、不動産を売る前に売らないといけないものについて。
今日は、朝からご契約のため、飛行機で広島県福山市入り。
飛行機の中では、富士山を見下ろす。
広島空港は、先日の豪雨の影響がまだ残っているんじゃないかと戦々恐々でした。
ただ、広島空港に着くと先日の豪雨の影響は全く感じられませんでした。
広島空港から福山市への道中も然り。
今日、ご契約&お引渡しの物件は、市街化調整区域にある接道間口2mの建物の建築ができず、境界もわからず、かつ、誰かが勝手に家庭菜園として使っている土地でした。
つまり、相当の難あり物件。
売主様は、その物件を子どもに相続させたくない、お子様も相続したくない、という理由より、私の前職 東急リバブルの上司の方経由で依頼がありました。
そして、6月に物件調査に来て、近隣の方にご挨拶。
最終的には、その近隣の方に駐車場としてご購入いただくことができました。
これって簡単なようで結構難しいんです。
何が難しいって、横浜の不動産会社が、なぜ、広島県福山市の土地を売りに来るのかって疑われてしまいます。
実際に買主様は、ご友人の方から「騙されてるんじゃないか」などと言われていたそうです。
私は、当初より買主様には、今回の土地が建物の建築ができないことや境界がわからないこと、誰かが勝手に家庭菜園として使っていることに加え、私が売主様より売却依頼いただいた経緯や私が日頃行っている業務を包み隠さず、お話ししました。
つまり、売っていたのは、土地ではなく、自分を売っていたんですね。(^^)
そして、今日、買主様が指定された司法書士の先生の事務所にて、ご契約&お引渡しを無事に終えることができました。
売主様は、東京にお住まいで福山市にお越しいただくことが出来なかったため、売買代金は銀行で買主様より売主様の指定口座にお振込み。
買主様と初めてお会いしてから2ヶ月、ほとんどがお電話のやりとりでしたが、無事にお手続きが完了し、ひと安心。(^^)
手続き完了後、買主様をご自宅にお送りした際に買主様より「お元気で」と。
確かに横浜の私が、広島県福山市の買主様と再度お会いする機会は、なかなかありません。
でも、私はまた広島県に来る機会があれば、用事がなくても買主様に会いに来るんですけどね、大切な、大切なユーザー様なので。(^^)
繰り返しになりますが、不動産と一緒に自分を売る!
ものを売るって簡単なことでは、ありません。
だから、今夜は一人で広島県のいいところを食い尽くします。(^^)
広島県、さいこ~!!!
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。