わかっているようでわからない私道の値段と販売予定の物件価格
みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、わかっているようでわからない私道の値段について。
現在、当社が所有している横浜市鶴見区の戸建。
道路に問題があり、建物の建替えが出来ません。
ちなみにその道路は、昭和50年代に分譲した不動産と地主さんが所有。
当社は、建替えが出来ないことを承知で購入しているのいいのですが、まわりの方は…建替えが出来ないなんてことを一切知りませんでした…。
ひ、酷すぎます…。
この不動産と近隣住民の方を救済するためには、私道の問題を解決するほかありません。
そして、今日の午前中はその私道の所有者である地元不動産会社を訪問。
その地元不動産会社から私道の持分2分の1を売却いただける金額をご提示いただきました。
その金額は…な、なんと250万円。!(◎_◎;)
しかも、250万円で持分2分の1を購入したところで建物の建替えが出来るかわかりません。
地元不動産会社は、もともとの分譲主なのに…。
きっと昭和50年代に分譲した時に今回の持分売却の金額も事業収支にいれていたのでしょうね。
コンプライアンスが重要視されている現在においては、なかなか難しいことだと思います。
私だったら、できません。
もちろん、いろいろな会社があるので否定はできませんが。
今回の案件の場合、当社の前の所有者の方が建替えできない前提で昭和50年代に購入していたのであれば仕方ないのですが、そうでもないので困ったものですね。
当社は私道所有者で地元不動産会社のいいなりの金額、40m2ちょっとの私道の持分2分の1を250万円で購入する旨、私道所有者にお伝えしました。
当社が私道の問題を解決できれば、まわりの方も土地の価値が妥当な価格にすることが出来ます。
つまるところ、私道の値段に相場は特になく、私道所有者の方が決めた金額のことが多く、それは私道所有者のモラルのもと決定されます。
そう考えると私道の物件は、見えないリスクを抱えているため、公道と私道の物件があったときにどちらを選ぶかというとやっぱり公道の物件になりますよね。(^^)
今日のランチは、同じ年のファイナンシャルプランナーの方とモデル兼デザイナーの方とベイクォーターでランチ。
異業種の方とのお話って、とっても勉強になりますね。(^^)
夜は、契約書の作成と販売予定物件の調査準備でした。
ちなみに来週末まで7件の契約をしなければならない私。
毎日自宅に帰れるか戦々恐々です…。
販売予定の物件は、愛媛県今治市の市街化調整区域の土地と栃木県那須塩原市の土地です。
気になる販売価格は…乞うご期待ください!(^^)
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