困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

長い年月をかけてやっと売却できた市街化調整区域の農地と農業用倉庫

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、難あり物件の売却について。

2年前から売却活動を行ってきた静岡県富士宮市の難あり物件。

何が難ありなのかというと市街化調整区域の農振農用地と農業用倉庫のため、一定要件を満たす農家の方または農業法人しか買えないということ。

今まで欲しいというお客様はたくさん現れましたが、農地法の許可要件を満たし、買える方は誰一人としていませんでした。

…が、ここに来て、その要件を満たすお客様と繋がることができ、無事に売却のご契約を締結!(^^)


今朝、まず神奈川県藤沢市にある売主様のご自宅を訪問し、先に契約書に署名・押印をいただきました。


午後の買主様との約束までかなり時間があったため、茅ヶ崎市にある私の実家に寄って父親の顔を見に行きました。

忙しいそうにパソコンに向かっていた父。

仕事のことで相談すると作業していた手を止め、多くのことを教えてくれました。

そのときの父は、楽しそうに私に話しかけてくれてました。

そんな父の話を聞いて、私も元気をもらいました。(^^)

やっぱり、家族はいいものですね!(^^)

父と二人で1時間くらい話した後は、いよいよ契約に向けて静岡県富士宮市の買主様のご自宅に向けて出発。


車で走ること約2時間、無事に富士宮市に到着。

少しだけ時間があったので先に現地確認。

市街化調整区域の農地の真ん中にある物件、農業用倉庫は数年間使用されていないこともあってか少し寂しそうに見えました…。

買主様に使っていただければきっと農業用倉庫にも活気が戻るんだと思います。

それにしても、さすが富士宮市、富士山が近い。


買主様のご自宅に到着すると物件のことや売主様のご売却の背景についてご説明。

その後、契約書をご説明し、買主様に署名・押印いただき、無事に契約締結。


ここまで2年。

やっとここまで来れた。

まずは、ひと安心。

何事も「動き続けていれば、結果は必ずついてくる」んですね!(^^)


これから売主様、買主様と協力し、農地法の3条許可申請です。

無事に許可がおりることを祈ります、みんなでね。(^^)