困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

【売却事例】再建築不可・老朽長屋でも、適切な対応で成約へ

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 このたび、築年数45年超の老朽長屋の売却契約が無事に締結いただけました。



本件は仲介として受託した案件ですが、いくつかの難点を抱えていました。


■課題点:

• 建物の著しい劣化(床抜けの危険あり)

• 土地面積が最低敷地面積未満 → 再建築不可

• 上記により、住宅ローンの利用が不可(都市銀・地銀・信金すべて否決)


不動産実務においては、再建築不可+住宅ローン不可という2点だけで、一般流通市場での売却が極端に難しくなります。(T . T)

それでも当社では、物件の価値とリスクを明確に提示しながら、ターゲットを明確に絞った販売戦略を展開。


担当スタッフ伊藤の丁寧な対応により、物件の特性を正しく理解された買主様とご縁を結ぶことができました。(^^)


契約後、売主様から

「素晴らしい買主様をお探しいただきありがとうございました」

というお言葉をいただけたことは、私たちにとって何よりの喜びです。(^^)


再建築不可=売れないではありません。

適切な知識と戦略があれば、売却は可能です。

こうした難しい案件でも、ぜひ一度ご相談ください。(^^)

市街化調整区域や使用貸借など、6月最終日も多様な不動産案件に対応

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。



 2025年6月最終日は、朝から夜遅くまで不動産業務が続きました。


まず午前中には、再建築不可を含む「難あり物件」の売却引渡し。

特殊な条件が絡んだ物件でしたが、無事に手続きが完了。買主様の新たな活用に期待が高まります。(^^)


 午後は、千葉県君津市の市街化調整区域にある山林の売買契約。

用途制限や法令調整が必要な物件で、弊社スタッフ中川が綿密な準備と交渉を重ね、スムーズな契約締結に至りました。(^^)


 夕方には、横浜市旭区の市街化調整区域にある空き家の使用貸借契約も締結。

接道幅2m未満のため建築制限があり、通常の賃貸ではなく「無償貸与」という特殊な契約形態となりました。こちらは廣澤が丁寧に対応し、貸主様・借主様双方にとって納得のいく形でまとめることができました。


この1日だけでも3件の重要な業務が進行し、6月全体では契約件数9件。

調整区域・再建築不可・使用貸借と、一般的な物件とは異なるケースにも柔軟に対応してまいりました。


引き続き、地域密着型の不動産会社として、専門的な知識と経験を活かしながら、多様なご相談にお応えしてまいります。(^^)

【空き家調査報告】相模原市にて老朽化物件を現地確認しました

 みなさん、おはようございます。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 2025年6月末、営業スタッフ2名とともに、神奈川県相模原市内にある空き家の現地確認を行いました。


物件は長年放置されていたと思われ、敷地内は雑草が生い茂り、玄関までの道のりも一苦労。

敷地内に入った時点で複数箇所に蚊の発生が確認でき、また、ズボンに雑草の種が付着するなど、典型的な「管理不全空き家」の状態でした。


建物については、以下のような所見がありました:

• 軒下の一部剥落

• 和室の床が腐朽により沈下傾向

• 屋内には大量の残置物あり


いわゆる“廃屋化”が進んでおり、安全に立ち入るには慎重な判断が求められる状況です。



このような物件については、

1. 建物解体の可否と費用見積もり

2. 残置物処分の業者手配

3. 土地としての再利用・売却方針

など、多方面からのアプローチが必要となります。


当社では、所有者のご事情やご希望に寄り添いながら、物件の現状を的確に把握し、今後の方向性をご提案いたします。(^^)


空き家の再生・処分でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。