困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

大手ハウスメーカーでも検査済証の交付を受けていないことがある!?

みなさん、こんにちは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、建物の検査済証について。

ひょんなことから、横浜市にある義理の父の家を調査することになりました。

そのため、午後から横浜市役所に。


たくさん調査することはあります。

そんな中、気になったこと、それは義理の父の家は大手ハウスメーカー施工の平成11年建築なのですが…検査済証の交付がされていない…。

検査済証とは、一定条件のもと、建物を新築や増築するときに建築確認申請するのですが、建築された建物がその建築確認申請通りに建てられたという時に交付されるもの。

言い換えると検査済証は、行政のお墨付き。

行政窓口、一般的には建築指導課で「台帳記載証明書」という証明書を取得すれば、その建物が検査済証の交付を受けているかどうかを調べることができます。

行政によっては相当古い建物の台帳記載証明書も取得できるところがあります。

もし、建物の建築途中で何かしらの変更がでてしまった時は変更届をしなければ検査済証は交付されません。


それにしても、平成11年の大手ハウスメーカーでも検査済証の交付を受けていないとは…ちょっと驚きでした。


たまにかなり古い建物でもしっかりと検査済証の交付を受けている物件を見かけますが、その時もちょっと驚きます。


今日はこれから、桜木町でファイナンシャルプランナーの勉強会です!(^^)