困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

ご注意ください、「不動産の押し買い」に!

 みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。


 今日は、宅建協会の会合の際にちょっと耳にしたことについて。
それは「不動産の押し買い」でした。
 話によると宅建協会の協会員のユーザー様のお母様が「不動産の押し買い」の被害に遭ってしまったそうです。

 最近、ヤフーニュースで怪しい人がご高齢者のお宅を訪問し、そのご高齢者の宅に長時間居座ったり、ご高齢者を恫喝して、貴金属を安く買い叩くという記事がありました。


 それが今回は、協会員のユーザー様のお母様がご所有の不動産を安く買い叩かれてしまったそうです。
 聞くところによるとその契約自体も怪しく、契約時にご高齢者(売主様)の印鑑証明書、権利証等を預かり、所有権移転の書類まで預かったそうです。
 そして、3日後にそれに気づいたお客様(ご高齢者のお嬢様)がクーリングオフの手続きをとったそうですが、全額売買代金を受け取る前にその怪しい業者(?)が契約時に渡してしまった書類で第三者に所有権移転登記をされてしまったそうです…。
 登記がある善意の第三者する対抗する方法がまた難しい…。
契約を白紙にできるのか…、協会員の方はお客様のために宅建協会の顧問弁護士の先生と会合の後に打ち合わせをされる、とのことでした。


 こういったことって、よくよく考えると自分の身近にありそうなことですね。
 私の実家も父親が一人住まいのため、同じようなことに遭わないか心配でなりません。
このようなことが起こらないためにも、家族が何かの度に頻繁に相談し合う「絆」が大切なんですね。
みなさんもご注意ください、不動産の押し買いに!