問題山積みの不動産を相続しない究極の選択
みなさん、おはようございます。
難あり物件コンサルタントの田中です。
再建築不可物件、空き家、調整区域の山林・農地、私道持分、底地、借地権、事故物件…。
不動産の中には、相続すると大きな負担を生む資産が少なくありません。
そこで近年増えているのが
「相続放棄を前提とした相続対策」です。
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■ 相続放棄は“不動産を無理に引き継がない”ための有効な制度
相続放棄は、被相続人の財産を 一切相続しない という制度です。
特定の不動産(例:再建築不可・空き家・山林)だけを放棄することはできませんが、相続する側の負担を避けるための重要な方法です。
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■ 実務で押さえるべき4つのポイント
① 問題不動産を背負わなくてよい
相続放棄を選択すれば、再建築不可物件や管理困難な土地を相続する必要はありません。
② 生命保険金は受取人固有の財産
相続放棄後も受け取れるケースがほとんどで、資金確保を別途検討できます。(詳しくは生命保険会社にお問い合わせください)
③ 生前対策との併用が可能
• 暦年贈与
• 相続時精算課税制度
• 生前売却・買取
など、親子双方で負担軽減が可能です。
④ 後順位相続人への周知は必須
相続放棄をすると相続権は次順位(兄弟姉妹・甥姪など)へ移るため、事前に通知しておくことが実務トラブル回避の要点です。
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■ 相続放棄“前”に検討すべき代替策も多い
実務上は、相続放棄の前に
• 売却(1円物件・0円物件含む)
• 買取
• 持分売却
• 私道承諾整理
• 隣地交渉
など多くの選択肢があります。
相続放棄はあくまで「究極の選択肢」であり、
最終的な判断は専門家とともに進めるべきです。
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■ まとめ
問題を抱えた不動産の相続は、家族にとって大きな負担となりがちです。
しかし、相続放棄という選択肢を正しく理解すれば、“背負わない”という選択も十分可能です。
不動産相続でお悩みの方は、早期の相談をおすすめします。(^^)
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