困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

ご存知ですか、改修費の補助を受けつつ、国のホームページに掲載し、空室を埋める方法を?

 みなさん、こんばんは。
難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、賃貸マンションや貸家の空室を埋めるちょっとした方法について。
答えはセーフティーネット住宅への登録。

 そもそもセーフティーネット住宅とは、マンションや戸建の空室などのオーナーさんが空室を活用するもので「住宅確保要配慮者」(低所得者、高齢者、子育て世帯等)の入居を拒まない賃貸住宅として、登録するもの。
 私がいる横浜市ではその窓口が市になります。
 なお、セーフティーネット住宅には登録条件があります。
それがこちら。
・マンションの空室1戸単位、戸建住宅などの登録が可能
・床面積が原則25㎡以上
・新耐震基準相当の耐震性を有すること


 これに登録をすると…「国」がホームページで入居希望者に紹介してくれます!(国のホームページで広く周知)
さらに…セーフティーネット住宅のうち住宅確保要配慮者専用の住宅にするなど、いくつかの要件を満たした場合に、国からオーナーに対して改修費への補助が受けられます。
 この補助はなんと最大100万円だそうです。Σ(゚Д゚)


 しかも、この国のホームページを見てみましたが、意外にも登録物件が少ない。
と、言うことは…登録すれば、それだけ物件が目立つ、国のホームページで。


 こういった制度を活用すれば、オーナーは空家を防ぐことができるうえに改修補助を受けられる可能性があり、入居者の方は他でなかなか入居できる場所がない、要は住む場所がないという心配もなくなります。


 まさにいい意味でのストック活用!
ぜひ、みなさんも一度、検討してみませんか?!(^^)!