困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

特定空家の定義と市街化調整区域での建物の建築

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は特定空家の定義について。

今日は、物件調査のため、広島県への出張。

早起きをし、眠い目をこすりながら朝7時羽田発の飛行機に乗りました。

広島空港に着いたのは、8時過ぎ。

初めての広島県、ちょっとワクワクしますね。

空港からレンタカーを借りて、走ること40分。

目的の福山市役所に到着。

最近の地方の市役所ってきれいなところが多いですね。


そして、集中して物件調査。

調査物件は、な、なんと市街化調整区域の土地、しかも宅地ではなく、雑種地でした…。

市街化調整区域は、原則として建物の建築ができない地域。

果たして調査物件は、建物の建築ができるのか?


市街化調整区域などの都市計画については、都市計画法で定められていますが、その解釈は各市町村ごとに条例で決めています。

そのため、市町村によって、市街化調整区域でも建物の建築ができやすいところとそうでないところがあります。

そして、今回の調査物件、広島県福山市の条例がこちら。

他の市町村と比較すると比較的建物の建築がしやすい、と思われる。

ただ、調査物件は…現状のままでは建物の建築ができませんでした…。涙


行政での調査に行く機会が多い私、いつも気になったパンフレットをもらうようにしています。

ちなみに今回のパンフレットがこちら。

『福山市の「空家等対策」について』。

やはりどこでも住宅は余ってしまっているようですね。

このパンフレットの中に特定空家の定義が記載されていました。


「特定空家等」の定義

「特定空家等」とは、そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態又は著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にあると認められる空家等をいう。

(空家等対策の推進に関する特別措置法 第2条第2項)


そうなんですね。


まぁ、これについては、所有者のみなさんが適切に管理していくしかありません。

行政が特定の空家だけに便宜を図るということは考えられませんからね。


なお、今日のお楽しみランチは、トンテキ定食。

しっかりとパワーを充電しました~。


午後のスタートは、水道局から。

前面道路の水道埋設管と下水道管の調査。

横浜にいると浄化槽エリアはほとんどありませんが、地方の案件では逆に本下水エリアが少ない状況。

水道局での調査のあとは、土木事務所に移動。

土砂災害ハザードマップや河川法、地すべり防止法、急傾斜地法などのチェック。

これでひと通り、行政での調査も終了!


そして、現地調査に。

現地に着くと…、更地で手入れをしていないと聞いていた土地なのに…、…、だ、誰かが家庭菜園をしている!?

しかも、二人も。!(◎_◎;)

そこで近所の方にヒアリング。

すると、家庭菜園として利用している方のうちの一人の方とお話をすることができました。

ただ、もう一人は、ご近所の方も名前しかしらない方が家庭菜園として使っていると。

人の土地を所有者の許可もなく、利用している方がいるなんて…恐ろしい。

これから売却活動を開始しますが、先が思いやられます…。苦笑

さらに現地では近所の方の会話に巻き込まれ、約30分立ち話。

立ち話で優良な地元ネタを聞くこと約30分。

いつもこういう風に気がつくと近隣住民の井戸端会議の中にはいっている私。

なんだかどの地域でもうまくやっていける、と思えるようになりました。笑


夜は事前に調べていた福山駅前のホテルから近い大衆居酒屋 自由軒に。

昭和28年創業、レトロ感がいい味をだしています。

5時半に店内に入りましたが、すでに満席状態。汗

福山市すごい、広島県すごい…。


こちらのお店では意外にもおでんが有名。

ちょっと暑いくらいの日に食べるおでんもなかなかいいものですよ~。

ちなみにタレも最高!

冷たく冷えたビールを飲みながら、安くて美味しい料理を堪能。


広島って素晴らしい~。

明日は、売主様、近隣住民の方との打ち合わせです。

明日は一体何が起こるのやら。