困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

市街化調整区域の18ヶ所23筆の農地売却に成功!!!

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、今日ご契約いただいた案件について。

 今日の午後は、平塚市にある不動産会社の事務所で伊勢原市と平塚市のそれぞれ市街化調整区域の18ヶ所23筆の売却のご契約でした。(仲介案件)



 その農地、農家ではない売主様が相続で取得されたのですが、小さい農地で60m2くらい、大きい農地で1,000m2以上の農地があちらこちらと18ヶ所に散らばっており、田と畑があり、草刈りだけでも気が狂うほど大変。

さすがに維持管理が出来ないから手放したいと地元不動産会社数社にご相談された売主様、ところが筆数が多いことから手伝ってくれる不動産会社はなかったそうです…。

 そこで当社にご相談いただき、売却活動を開始。

すると以前当社から農地をご購入いただいた農家の方が買いますと手を挙げてくれました、ら

それから農地法の3条許可申請をしたのですが、待てど暮らせど許可が下りてこない…。

最終的には許可留保で何ヶ月か経過した後に許可は下ろせない、と…。

理由は、筆数と場所が多すぎるから全てを耕作出来ないでしょう、と…、それなのに農業委員会の方は買主様の斡旋はしてくれませんでした。

 それから再度売却活動をし、今回の買主様と巡り合うことができ、無事に農地法の3条許可も取得。

本日滞りなく、売買契約の締結、売買代金の授受、お引渡しを終えることが出来ました!(^^)

当初のご相談から1年半くらい、筆数が多く苦戦が予想され、その通りになりましたが、逆に『よく23筆18ヶ所の農地を1年半で売却出来たな』とも思ったりもして。(^^)


夜は営業の伊藤と一緒にボランティア活動、子安の丘みんなの家で家族食堂でした。



とろとろ豚汁に生姜焼き、たくさんの方々に美味しいと笑顔になっていただけましたよ~。(^^)v