困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

不動産でよくあるボタンのかけ違い

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、不動産でよくあるボタンのかけ違いについて。


 昨年ご相談いただいた静岡県某所の案件。

売主様は先代よりお隣さんと境界線について揉めており、弁護士の先生が入っても不調に終わっていました。


 その境界線で揉めている土地は面積が広いため、一般の個人の方では買いきれません。

土地を分割しようにもお隣さんの立ち会いが得られないため、分割できず…何年もこの状態が続いてきました。


 ところが、ひょんなことでお隣さんとお話しすることができ、事態は良い方に急展開。

ゆくゆくお隣さんにトラブルの原因について聞いてみると、あ~、それはボタンのかけ違いだ~、と思いました。


 ボタンのかけ違いは、「自分の考えの伝え方」、「相手の考えの受取り方」によって生じます。

ボタンのかけ違いを起こさないためには、相手がわかるように、わかるまでしっかりと伝えること、相手が何を言いたいのか理解しようとしてあげることでかなりの割合で防止出来ます。

コミュニケーションって難しいですね。(^_^;)