困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

嬬恋村の戸建のご契約と忘れちゃいけない森林法の届出

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、嬬恋村の戸建の契約について。

昨年、当社にご相談いただいたお客様、昔購入した別荘を管理会社経由で売却してもらっているが5年経っても一向に売れる気配がない、御社(当社)にて売却していただけないか、と。

場所は、群馬県吾妻郡嬬恋村。

嬬恋村は、キャベツで有名なところ。


昨年のちょうどこの時期に当社にて販売を開始。

建物は築40年超、室内には生活できるくらいの残置物があり、現状雨漏りしていて室内にカビが発生…。

ただ、管理はしっかり行き届いており、雰囲気はばっちり、ザ・別荘!(^^)


販売活動を行なっていても金額が金額のため、他の不動産会社からのお問い合わせは皆無。

金額が安いと不動産会社が受領する仲介手数料も低いため、他の不動産会社は積極的ではありません。

そのため、私は当初より他社さんのお問い合わせは期待せずにただひたすら販売活動を行なっていました。

横浜に会社がある当社が群馬県の不動産を販売。

正直たいへんです…が、嬬恋村に以前お問い合わせはいただいた信頼できる不動産会社の方に現地のご案内を手伝っていただき、販売活動を実施。

場所と物件の事情により、販売期間が長期にわたりましたが、最終的にお客様を直接お探しすることができ、売主様、買主様双方ご納得のうえ、ご契約、お引渡し手続きが完了。

成約までの販売期間約1年。

自分にもお疲れ様と言いたい。(^^)


群馬県嬬恋村の大部分は水源資源保全条例といって契約締結の30日前までに届出が必要で、売買手続き完了後90日以内に所有者となった旨の森林法の届出が必要。

これって知らない人が多いのですが、忘れてはいけません。


横浜の不動産会社でも地方の物件を売却することができるのです!

売るという気持ちが大切。


今日は、新規に静岡県牧之原市の土地を3件、売却活動開始の承諾をいただきました~。

早期成約目指して頑張ります!(^^)