困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

山林(崖地)&農地の物件調査の意外な結末

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、本日の物件調査について。

 今日の朝は、自宅から直接神奈川県平塚市役所へ直行。

その理由は、お客様よりご依頼いただいた平塚市内の土地売却に向けての調査のため。

調査対象物件は全4件。

いつも通り、市役所開庁と同時、8時30分から調査開始。

まずは、市役所2階にある固定資産税課。

固定資産税課に着くなり、「あれっ、テレビにでていませんでしたか?」と窓口の方に。

確かにガイアの夜明けで放送はしていただきましまが、よくもマスク姿でわかったなぁ、とかなり驚きました。


 その後、午前中にひと通り調査完了。

その結果、4件全て原則として建物の建築が出来ない市街化調整区域でした。

 さらに2つは農地、しかもそのうち1つは農振農用地で、残り2つは山林でした。

農地は売買の際に農地法の許可が必要です。

山林は、1つがばっちり土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に入っており、もう1つはレッドゾーンに近い山林でした。


 役所調査を終え、午後からは現地調査。

靴に土が入り、靴下には変な植物が付着。

いつも通り。苦笑


ちなみにこちらが、今日の調査物件。





 実は売主様はこの農地を地元不動産会社に売却依頼していましたが、売れず…。

そして、当社に白羽の矢が立ちました。

 ところが、当社でお取引きいただいたお客様に声をかけたところ、すぐに「買いたい」と回答いただくことができました。

そのため、今日の調査は売却が難しい物件にもかかわらず、すでに買主様が決まった状況での調査という意外な結末だったのです。(^^)v