困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

知る人ぞ知る、那須の土地が選ばれた理由

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、那須の土地について。

本日、ご契約いただいた土地は、栃木県那須塩原市の土地でした。

ご覧の通り、長年手入れをしていないため、草が木のようになってしまっている…。

もともと別荘地だったため、周辺の道路(私道)を自治会が管理。

そのため、道路の通行に際して、購入者は自治会への加入のために加入金50万円の支払いが必要でした。


そして、当初、売主様よりご売却のご依頼をいただき、約1年半。

ようやく買主様をお探しすることができ、無事にご契約・お引渡しを終えることができました。

販売中は、金額が低額だったため、他社さんからのお問い合わせは全くと言っていいほど、ありませんでした。

本日、この那須の土地をご購入いただいたのは、同じく那須塩原市にお住いのお客様で、家庭菜園を目的にご購入いただけました。

お客様にお聞きしたのですが、那須のように朝と夜、季節によって温度差があるところは、野菜が美味しくなるそうです。

そうだったんですね。

ご契約時に買主様は売主様に「購入させていただいた土地を大切に使わせていただきます」と、売主様は「もともと亡くなった叔母がこの土地を購入したのですが、花を植えるのが好きだったので、叔母もきっと喜んでいると思います」と仰られました。

売却は困難を極めましたが、最終的に売主様も、買主様もとても喜んでいただくことができ、ほぼボランティアでしたが、いい仕事ができた、と思える案件でした。


買主様による家庭菜園で新鮮な野菜ができているのが、今から想像できます。

やはり不動産は、気に入っていただけている方、大切に使って頂ける方に売却したいですね。