水道管の怖いところと想定外の費用
みなさん、おはようございます。
難あり物件コンサルタントの田中です。
今回は、水道管について。
先日調査をしたある別荘地内の物件。
その別荘が分譲されたのが昭和45~50年前後。
前面道路は私道で所有者は、別荘地の分譲会社。
水道も同様で私営水道で分譲会社が所有、維持・管理。
ただ、別荘地内の方に聞くと…、その分譲会社がバブル以降会社の経営がうまくいかず、ほとんど資産がない状態らしい。
そんな中、昨年、分譲会社が所有し、別荘地内の住民が利用する水道管が破損し、使用できなくなってしまったそう…。
分譲会社に早急に直すように依頼をしても、資金がなくすぐには直せない、と。
最終的には別荘地内にお住いの方で水道業をされている方がいらっしゃったそうで、その方が利益なしにて補修していただけたそうです。
ただ、昭和45年頃に埋設された水道管、いつ破損して漏水してもおかしくない。
そして、年々そのリスクは高くなり、分譲会社にその補修するための支払い能力がない。
こうなってしまうと最終的には、別荘地内の住民のみなさんでそれぞれ費用を出し合って対処するしかなくなってしまいます。
まさに想定外の費用、水道管の漏水は怖いですね。
そう考えると私営水道の地域の物件を購入するときにはその水道管理会社の資産がどれくらいあるのかもよく調べておかないといけませんね。
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