困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

市街化調整区域にある不動産の売却相談で学んだこと

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、市街化調整区域の不動産の売却相談で学んだことについて。


 今日は、朝から会社で書類整理・作成&お客様へのご連絡、伊藤・廣澤の物件調査結果の確認でした。

 午前中いっぱいで何とかある程度の目処をつけ、午後からは廣澤と東京都某所(都下)の市街化調整区域にある不動産に行きました。

その不動産には建物があるのですが、当初、農家住宅として建てられた可能性が高く、新築・増築時には都市計画法の建築許可や開発許可を取得しなかった模様…、これについては後日、再度物件調査をせねば。

おそらくですが、第三者による既存建物の使用、建物建替えは難しいかもしれない。


 ちなみに今回の物件は、お客様が以前自宅として使用されていた家と養鶏場をされていた時の鶏舎、山林なのですが、東京都とは思えないくらい緑が多く、静かなところでした。

売主様曰く、タヌキやハクビシン、イノシシ、さらには水が綺麗なところにしか生息しないホタルもいるそうです。


※現地確認中の廣澤


 お客様との現地打ち合わせでは、物件についてのヒアリングの他にお客様ご家族がされている畜産業についての業界の厳しい現状も教えていただきました。

今は、鶏の餌が高騰し過ぎてどこの養鶏場も経営が厳しいらしいです…。

良い品質の卵をつくるためにはいろいろな費用を考慮すると卵1つで150円くらいしなければ本当によい卵は出来ないそうです。

 それを聞くと岸田総理が国民から搾り取った税金を何兆も海外にばら撒くのではなく、一生懸命頑張っている日本の各産業のために使って欲しいものですね。

あと、私たちが出来ることは「安いものが良い」という基準を少し変えて、「良いものは高い」という考えに改め、農業や畜産業、林業や漁業の売上げアップにつなげ、各産業を応援していくしかありません。

まずは国産の食品を買い、消費していきましょう!(^^)


 夜は久しぶりの息抜きバスケ。

ヘロヘロになるまで走り、跳び、汗を大量にかきました。

体力的にしんどい部分もありましたが、すっきりリフレッシュ出来ました。(^^)