困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

農地の売却と空き家を見て思うこと

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、空き家を見て思うことについて。

 今日の午前中は横浜市鶴見区からのスタート。

今のところ、建築基準法の道路に接道していない再建築不可物件の現地で既存建物解体の見積もり。

もう何年か空き家であろうその建物、室内には所狭しと家具やゴミ等が散乱…。

お仏壇もあり、遺影もそのままでした…。

室内の状況からも以前お住まいだった方はご高齢の一人暮らしと伺える。

室内の状況からも少し認知症が始まっていたのかもしれない。

本当はそうなる前に快適に過ごせる環境があれば良かったに違いない。

今日室内を見た際に大量のネズミの糞を発見…。

よし、これからこの再建築不可物件を買取り、きれいに再生しよう、そう心に誓いました。


 午後は、さいたま市の市街化調整区域にある農振農用地の売却の契約&引渡し。



売主様は管理が出来ないことが理由での売却で、買主様は農地として利用するための購入。(農振農用地のため、農地以外の用途に転用出来ません)

ちなみに今日の契約前に売主様、買主様が協力して事前に農地法3条許可を取得。

農地は誰でも買えるわけでもなく、買える方が農業法人や農家の方に限定されてしまうため、それを考慮して、売買代金は1円でした。


当社としてはボランティア案件でしたが、売主様、買主様の縁結びが出来たので、まっ、いっか。(^^)v

耕作放棄地が買主様の手により青々とした農地に復活するのが待ち遠しいですね。(^^)