みなさん、こんにちは。

難あり物件コンサルタントの田中です。

今回は、今日、新規にいただいたご相談について。

朝から当社宛にお客様からのお電話。

内容は、神奈川県内に所有している市街化調整区域内、かつ、農業振興地域の農地を手放したい、と。

まず、私からお客様にご質問、まわりに農地以外の駐車場などはありますか、と。

お客様の答えは、畑の真ん中です、と…。

おそらく、農地以外の利用ができないのでは、と想定。

お客様は、さらに続けて売れなくてもいい、タダでもいいからこの農地を引き受けてほしい、と。

現状で農地を拡大するために購入したいというお客様はほとんどいません。

そのため、賃貸したらどうか、とご質問。

お客様はその農地を現状で貸されているようで、とにかく手放したい、と。

しかも、以前、お客様が農地を借りていただいている方に農地を引き取ってほしい旨お伝えしたところ、購入はしたくないとの答えが返ってきてしまったそうです…。

借りている方がダメならば、隣の方にお願いしてみてはどうか、とご提案。

そして、当社からはダメもとで売却活動をしてみるということもできるとお伝えしました。

農地法の制限により私個人としてその農地を取得することはできません。

お客様の回答は、もう少し検討してみます、と。

ただ、本当に多いです、不動産をタダでも差し上げますというお客様が…。

時代なんですね。

昨日は、群馬県の別荘地の土地の売主様も私のほうでタダで引き取ってほしい、と。

地方の物件や農地は、ますます手放しづらくなってきてしまいますね。