困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

焼津市に住むと最大230万円がもらえるその方法とは

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、朝から焼津市の物件調査、しかも5物件。

朝から8時30分に焼津市役所にてお客様と打ち合わせを

した後に調査スタート。


いろいろな窓口で物件調査。

焼津市での調査は初めてのため、勝手が悪い…。

特に大きな問題はありませんでしたが、1件だけ前面道路が

建築基準法の道路に認定されていない…。

そのため、道路相談を依頼し、道路判定をすべく打ち合わせ。

しっかりと道路にできれば、周りの方もみんな建て替えが可能に。


地方の市役所に来た時に私がチェックすること、

それは空家バンクの制度があるか、どうか。

焼津市では空家バンクはありませんでした…。

焼津市は東北の震災以降、津波の関係で人口がどんどん減ってきて

いるとのこと。

なのに対策があまりとられていない。

空家バンクはなくても、特定空家への指定はこれからどんどん増えていく、

つまり特定空家への指定を進めていくそう。

あ〜怖い。


そんな中、市役所で発見したパンフレット。

『GET やいづ 230 ワイド』

この制度は、夫婦のいずれかが40才未満、子育て世帯の方へ

最大230万円を助成金をだします、というもの。

もちろん、要件があります。

それは、市内の土地と住宅を購入して市外から転入、

中心市街地活性化区域の土地と住宅を購入、一般保留地と住宅を購入。

230万円、大きいですね。

詳しくは、焼津市役所 住宅営繕課 054-626-2163までお問い合わせして

みてください。(^^)


さらに焼津市では、赤ちゃんから高校生までの医療費が無料だったり、

子育てサポート事業も充実。

ちなみに焼津駅徒歩10分以内で土地40坪以上、建物28坪以上、

カースペース2台の新築分譲住宅が2,000万円以下で販売されています。!(◎_◎;)


焼津市、奥が深いです。

意外と簡単にできる越境物の是正、雨樋編

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、越境物の是正について。

私が管理している静岡県伊豆の国市の土地。

以前は月極め駐車場として所有者の方が活用されていましたが、

将来の相続に備え売却することに。


まずは駐車場を閉鎖し、月極め駐車場の解約。

大部分がすんなり退去。

…が、2台ほど廃車になった放置車両が…。

そのため、その放置車両のナンバーを控え、陸運局にて調査。

所有者が特定でき、お手紙を送付。

無事に放置車両も撤去が完了。


そんな中、お隣さんの雨樋が上空で物件に越境していることが判明。

約5cmくらいでちょうど集水器部分でした。

そのため、今日はお隣さんの立会いのもと雨樋の越境の是正工事。

当初はこういった状況。

測量の機械を据えて確認したところ、奥の方の集水器部分のみが越境。


工事開始。

私がいつも信頼をして工事を任せている藤沢市にある相馬工務店さんに

協力依頼。


ものの30分で工事完了!

少し大きかった集水器をコンパクトな最新のものに交換しただけ。

意外と簡単です、雨樋の越境是正処理は。(^^)


これで安心して売却することができます!

ちなみに明日から焼津市の物件調査5件。

今日は前のりし、グルメを堪能。

食べログで焼津市ナンバーワンラーメン、麺屋 才蔵にて

絶品塩ラーメンを食す!


うん、絶品!

明日の調査は頑張れそうです。(^^)

相続トラブルとがめつい弁護士

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、相続トラブルについて。

もう何年も前にお会いしたお客様、相続が発生しており、各人の取り分の主張が折り合わず、弁護士に相談。


そして、ここからが問題の始まり。

まず、7年以上前から協議しているにもかかわらず、解決していない。

途中、相続税を納税するために一部の不動産を売却。

その際にその弁護士は、何もしていなかったにもかかわらず、不動産会社が受領する仲介手数料以上の報酬をもらっていました。

何もしていなかったのに…がめつい。

それに交渉が…。


結局、10年近くも揉めている。

しかも、最終的には、法定相続分での分配になったそう。

そんなに時間がかかるのであれば、はっきり言って誰に頼んでもよかったのでは、と思う。

話をしている限りに不動産売買にも慣れていなそう。


いろいろな点でお客様がかわいそう。


以前、弁護士の変更をお客様に提案しましたが、その弁護士からは結果もでていないのに報酬はきっちりもらうと半分脅しめいたことを言われてしまいました。


そして、また不動産の売却があると連絡がきました。

その弁護士が不動産会社でもないのに売主の代理人となったので販売活動をする、と。

あとで売主様に聞いたところ、不動産会社に依頼し、売却すれば、仲介手数料1,000万円のところをその弁護士は、3,000万円くらい要求しているそう…。


弁護士ともいろいろ話をしましたが、あまりにせこく、腹黒いため、私の方では売却活動には、関与しないと通知させていただきました。


揉めた時にお願いする弁護士、誰に頼むかは、本当に慎重に決めなければいけません。


私だったら、間違いなく違う先生にお願いをしていました。


難しいですね、専門家の力量の見極めは。