困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

市街化調整区域と事業融資

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、市街化調整区域の事業融資について。

もう何回もブログに記載していますが、市街化調整区域とは、市街化を抑制する地域のため、原則として建物の建築ができません。

もちろん、例外のときもあります。


この市街化調整区域の土地、建物の建築が出来なくても、需要はあるんです。

例えば、資材置場や車両置場、家庭菜園など。

では、この市街化調整区域のある程度広く、結構な金額の土地を購入する場合、現金でないといけないのか?事業融資は、組めないのか?

答えは、事業融資も使うことができます。

言い換えると、銀行からお金を借りて、市街化調整区域の土地を購入することもできます。(^^)


ただ、注意しないといけないことがあります。

それは、市街化調整区域の土地は、建物の建築が出来ないため、銀行の評価も低くなってしまいます。

ある程度の自己資金を用意したり、他に担保不動産を提供したり、何かしらの対応が必要となることが、多い。


まずは、取引先の金融機関に相談することが一番。(^^)


今日は、ハワイ島2日目。

幻のコナコーヒー、ピーベリーを購入!(^^)

明日はオアフ島に移動です。

てるみくらぶshockに負けないよう、思いっきり楽しみます!(^^)

越境物と住宅ローン

みなさん、こんにちは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今日は、越境物について。

不動産売買において、隣地からの越境、隣地への越境は、実はよくあります。


多いのは、樹木の枝葉や雨樋、換気口です。

この樹木以外で越境があると、その越境物の処理方法を決めた合意書がないとその物件に住宅ローンを使おうとしても使えない…。

もちろん、樹木であっても規模が大きい時は要注意。

だから最初に合意書を取り交わすこと、これが非常に大切です。


もし、合意書の取得が困難な時は、その部分だけ分筆して、売却物件から除外するという方法もあります。

そうすれば、少し売却金額が引くなってしまいますが、売れないということはありません。


まずは、越境状況を確認することが大切。

焦らずに、ね。(^^)

昔は良かったけど今、売りづらい物件

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、昔は良かったけど今、売りづらい物件について。


ここのところ、3月末のせいか、私のところに不動産仲介会社の方より物件の買取依頼が多数あります。


そして、多いのが昔は良かったけど、今、売りづらい物件の売却。


例えば、昭和51年築の都内の長屋。

昔は結構あった長屋、現在では単独で建て替えることも出来ず、売りづらい。


他に横浜市の戸建も。

その戸建は、建物の延べ床面積が80㎡とちょっとコンパクト。

それだけであれば、まだ売れますが、こちらの物件、LDKが10畳と少し小ぶり。

昔はLDKが10畳あれば十分な広さでしたが、今となっては狭いLDK、売りづらい。


他にも車が入らない戸建や権利関係が複雑な物件も。


みなさんの近くにもありませんか、昔は良かったけど、今、売りづらい物件。


時間とともに不動産に対するニーズも変化。

そのため、不動産を売却するためにも、不動産を変化させることが重要ですね。(^^)