困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

田舎の空き家処分で四苦八苦

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、よくある売却相談 実家の空き家について。

 今日の午後は神奈川県愛川町からお客様がご来店されました。

その理由は、「実家の空き家の処分」。

その空き家は山梨県甲府市の山の麓にあり、明治時代に建築され、蔵もあるそうです。

ただ、もい5~6年空き家となっており、その間害獣が住み着いて室内は大変な状況になっているらしい…。


 お客様はその空き家を処分するためにまずは30万円くらいかけて相続登記手続き。

それからお客様が地元不動産3社に相談されましたが、どこもまともに取り扱ってくれなかったそうです。

 その理由は大きく2つ。

 1つは、建物が200m2と大きいうえに老朽化していてリフォームが必要であること。

もう1つが土地は全20筆くらいあり、トータル面積で約5,000m2、かつ、その3分の2くらいが農地…。


 70代後半のお客様は、「子どもに残すと負担になってしまうから、私が生きている間に必ず手放さなければなりません」と。

みなさん考えることは同じ。

ただ、今回のお客様・空き家は他社さんでは難しいんだろうなぁと思い、私の方でご対応する予定です。


実家(田舎)の空き家問題、これが日本の不動産の大きな問題であることは、間違いないことですね。