困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

不動産を売却中の売主様が絶対に言ってはいけないNGワード

みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


今回は、売主様が絶対に言ってはいけないNGワードについて。


私は日々、売りづらい物件を売却すべく営業活動をしています。

そんな中、お客様とのやりとりでちょっと気になったことがありました。


お客様は、田舎の古家付き土地の売主様で5年くらい地元の不動産会社で売却活動をされてきましたが、さすがにこのままではマズいと思い、私の元にご相談にいらっしゃいました。


私が最初に行ったことは、本当に売りづらい物件なのかを把握するために地元不動産会社15社以上に「この土地の条件に近い土地を探しているお客様はいないか?」、「買い取ってもらえないか?」と持ちかけました。

…が、14社から「売れない」と言われてしまいました。


ただ、最後の1社からは何とか購入のご意向をいただくことができました。


いろいろと心配性の売主様。

購入したいと前向きな買主様に対して、「あの土地(すぐ近所の)はなかなか売れなかった。最終的には、売却できず、競売となった。」、「本当に買っても利益は出るのか?」など言わなくてもよいことを言ってしまっていました。


これでは前向きに考えていた買主様も、「そんなマイナスなことを言われると買いたくなくなってしまう。」と…。


物件のマイナスなことは、買主様に伝えてあげる必要がありますが、相場的なマイナスのことは売主様からは敢えて言わない方がいい。

売主様は、売主様にしかわからないようなプラス材料を買主様にお伝えした方がいいのです。


だから、不動産売却中の売主様が絶対に言ってはいけないこと、それは「あの土地はなかなか売れなかった」というようなネガティブな発言です。

ポジティブな発言はどんどんしてあげてください。


ちなみに今日は、早朝より横浜市の自宅を出発し、車で向かったのは静岡県伊豆の国市の市役所。


ここでは、建築士さんと空家の利活用について市役所の担当の方含め1時間くらい打ち合わせをしました。


市役所の担当の方とは、行政が発信したいことや当方サイドとして取り組みたいことをいろいろと協議することができました。


いや~、とっても勉強になりました~。