困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

これからの高齢化社会に向けての賃貸不動産経営

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、これからの高齢化社会に向けての賃貸不動産経営について。


 みなさんもご存知の通り、日本では他の諸外国と比較しても比較にならないくらい少子高齢化が進んでいます。


 過去に景気が良かった時の大家さんは、ご高齢者の方をご年齢が高いということだけを理由に入居を断っていた方もいました。

 ところが、これからの時代、そもそも若い世代が減るのですからそうも言っていられません。


 それに人口が減る中、国が税金を使って公団を新築することは考えられません。

 国が政策として後押ししているのが、セーフティーネット住宅。


 セーフティーネット住宅とは、新耐震基準を満たしている一定の広さのお部屋で住宅配慮者の入居を断らないというもの。

 そうすれば、セーフティーネット住宅の所有者は一部リフォーム工事の補助金を受けられたり、融資を受けられたりします。

 もちろん、補助金を受けリフォームしてもすぐにセーフティーネット住宅を辞めてしまうと当然、補助金の返還を求められます。


 このセーフティーネット住宅は、なかなか民間では借りられない方でも借りやすいようにと配慮された制度です。

 うまく活用し、ご高齢の方にご入居いただき空室をつくらない、これがこれからの賃貸不動産掲載なのです。


 ちなみに今日の午後は、そのセーフティーネット住宅について学ぶためのセミナーに参加。


 ポイントは、セーフティーネット住宅+見守り制度+家賃保証制度。

 これでご高齢の方も安心、安全な住居を確保することができるのです!(^^)


 われわれ不動産業界の人間には優良な住環境をご提供するという責務があります。


 明日は、空家再生診断士の認定講習です。

私はその講師ですが、参加者の方々とともに充実した時間を共有したいと思います。(^^)