困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

クラウドファンディングは地域を救う?

 みなさん、こんばんは。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、不動産のクラウドファンディングについて。

 みなさんは、クラウドファンディングをご存知ですか?


というのも、私が所属しているハトマークの不動産団体(全国宅地建物取引業協会)の広報誌 リアルパートナーで不動産クラウドファンディングが地域再生の切り札として高まると掲載されていたのが、目に留まったからです。


 そもそも「クラウドファンディング」とは、不特定多数の人がインターネットを介して特定の組織や人、プロジェクトに対して資金を提供する仕組みのことで、インターネットを介して自分たちの考え、プロジェクトの趣旨を幅広く、世に訴え、それに共感した人たちが、資金提供し、事業を実現するという流れのものです。

 1人あたりの出資金額は少額で1万円程度からの参加も出来ます。

 ちなみにクラウドは群集という意味で、ファンディングは資金という意味。

 つまり群集による資金調達という造語。


 このクラウドファンディングは、資金の出し手と受けての間に金融機関が介在しないところも特徴でそのため、プロジェクト立案者は自己の信用をもとに資金を集めることになります。

 どのように情報をだしていくかというとプラットフォーマーというマクアケやキャンプファイヤーなどのクラウドファンディング運営会社がプロジェクト専用ページを立ち上げ、立案者と共に情報を周知していきます。

 なお、クラウドファンディングには「寄付型」、「購入型」、「投資型」の3つのタイプがあります。

ここでは、その説明は省略します。


 では、なぜクラウドファンディングが地域再生の切り札になるのか?

 現在、地方では少子高齢化などによって住宅はもちろん、公共機関まで使われない遊休不動産となってしまっています。

こうした遊休不動産を商業施設やカフェ、アトリエ、サテライトオフィスなどにコンバージョンし、活用することで新たな雇用や人の流れができ、最終的に地域が活性化することに繋がる。

 その際に、地方の不動産に対する融資に後ろ向きになっている金融機関に代わり、このクラウドファンディングが活用できる、だからクラウドファンディングが地域再生の切り札になるというものでした。


 実際にクラウドファンディングを活用し、空き家再生などの実例がちらほらでてきました。

私はまだクラウドファンディングにチャレンジしたことはありませんが(資金提供したことはあります)、必ず今年中にチャレンジし、成功させます、クラウドファンディングを活用した空家再生を!(^^)