困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺

売れない物件を売却すべく、日々、仕事を楽しみながら思ったことを掲載してしています

 毎年増える売れない困った不動産、ワケアリ物件に対処すべく、特殊なノウハウを駆使し、北は北海道、南は沖縄県まで実際にご相談いただいたことや不動産トラブルにならないための方法、ノウハウを掲載しています。日々、私には他社さんで売れない不動産と言われてしまったお客様からのご相談をいただき、実際にそういった負動産を売却しております。そのため、「困った不動産・ワケアリ物件の駆け込み寺」となっております。こちらのブログにはその駆け込み寺への実際にあったご相談について掲載させていただいております。

売れない難あり物件買取りました!

 みなさん、おはようございます。

難あり物件コンサルタントの田中です。


 今回は、難あり物件買取りのお話。


 今回のご相談は、京都府京丹後市にある築50年の老朽化した空家でした。

売主様は諸事情によりこの空き家を取得されましたが、床の腐食や雨漏りなどのトラブルがあるうえに賃貸するためには賃料以上に修繕費がかかってしまうため、手を入れようにも入れられない状況でした。


 そこでこの維持管理が出来ない空き家を手放すべく、行政に何度も相談されましたが、状況は変わらず…。

地元不動産会社に売却を依頼しましたが、売れず…。


 たまたま当社がテレビで放送されたものをご覧いただき、お問い合わせいただけました。

 当社は日本全国47都道府県での不動産売買の実績をつくるという目標があり、京都府はまだ未開の場所でした。

 何よりお客様の困り果てた様子をお聞きしたところ、いても経ってもいられずに当方にてその難あり空き家を買取りさせていただくことにしました。

地元不動産会社でも、売れない不動産でしたが。苦笑


 予め契約書の作成などを行い、いざ京都府京丹後市へ。

現地で契約書の締結と所有権移転登記の申請。

…が、その時、建物に第三者所有の未登記部分があることが発覚!?

 幸い、売主様が前所有者の方のご連絡先をご存知だったため、その場で連絡していただき、前所有者の方と打ち合わせ。

 即席で未登記部分の贈与契約書を作成し、その部分の名義変更も完了しました。


 これで売主様の「売れない不動産を手放したい」という問題を解決することに成功しました!


 そして、また難あり物件の在庫を増やしてしまった私。

その難あり物件を活かして何か面白いことをしていきたいと思います。(^^)